牛養いにとって、牛の観察は大事な仕事のひとつ。「目を見れば、その牛が健康なのか、どんな性格をしているのか、大体わかる」と裕一郎さん。まつ毛が上がっていたら気が強い証拠。
夜は釣り用のライトを点けて牛の観察。毎日の習慣なので、牛も驚かないそう。
こんなに明るくても、牛は無反応。
冒頭の夫婦写真は、清水家の遊び場だった高城観音池公園の草スキー場。宮崎県唯一の観覧車もある。地元の子どもたちは7歳の厄除けに、この公園で毎年開催される花相撲大会に出場するのがお決まりだ。
「牛農家はシャイな人が多いでしょ?」と笑う裕一郎さん。今も、365日休みなく働くかたわら、読書で知識欲を満たす日々だ。
※写真集で、本編をお楽しみください。